東進四谷バンコク校の御座岡です。

今回英検協会から『2024年度より英検1級から3級までの問題について、大幅な内容の変更』が発表されました。

これまでの英検からどのように変更されたのか、そしてどのような対策が必要になってくるのか、今回は英検3級についてポイントをまとめてみます。

ちょっと難しくなりそう?

内容について

英検3級では今までの意見を述べるライティングの問題に加えて、メールの返事を考える問題が追加となりました。こちらをご覧ください。

例題を見てみると問題中には

①何人がパーティーに参加したのか?
②食べ物はどうだったか?

という2点について回答する必要があるようです。

回答するときには、

・時制に気をつけること
・状況を想像すること
・自分の言葉で表現すること

が求められます。

試験時間について

試験時間は50分から65分へと延長されました。

試験時間については小学校4から6年生が受験することを想定した時に十分な時間が与えられていると思います。

小学校低学年生にとっても全部回答するには短いとは思いません。しかしながら65分間しっかり集中して読み書きを行うのは大変な印象です。特に小学校低学年の受験生は最後まで解ききる訓練が必要です。

必要な対策

今回の改定で英語の4技能のうち書くちから、つまり表現力をより求められる事になりました。

意見を述べるタイプの問題では対策もしやすいと思うのですが、メールの返信問題では出てくる問題も想像しにくいですし、それに対する回答も同様です。

自分の中にストックした文書の型と、今まで覚えてきた単語を組み合わせる力が必要になってくるかと思います。

もしくは、状況別に使われる単語を覚えておくといったような対策が必要になってくるのではないでしょうか。

お子様がたにとっては合格のハードルが高くなりますが、より表現力が求められるという意味では英語の総合力を測ることができる良い改定だと個人的には思います。

英検準2級・2級については↓こちらをご覧ください。

以下、参照した資料のURLを添付します。

https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230706_info_eiken.pdf

バンコクで英検を受験する方法については以下のブログをご覧ください。

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