今回、5月28日の全国統一中学生テストに35名、6月11日の全国統一小学生テストに175名のお申し込みをいただき、過去最高の受験者数となりました。ありがとうございました。
また、一時帰国中の方を除いて結果返却面談もひと段落つきました。弊校まで足を運んでいただきありがとうございました。
面談の中では、お子様の感想やテストの振り返りだけでなく、受験についてや、日々の学習の取り組みなど様々なお話をさせていただきました。
本記事では、次回11月のテスト受験を検討している方向けに、全国統一テストを受けたお子様の感想や、テストの特徴、面談でどのようなお話をしているかをご紹介します。
お子様の感想とテストの特徴について
面談にお越しいただいた保護者の方にお子様の感想を伺うと、
「後半がかなり難しかった。」
「文章が長くて時間が足りなかった。」
といった、学校のテストとの違いに苦戦したという感想が印象的でした。それもそのはずです。全国統一テストの後半の問題は正答率が大きく下がります(特に算数)。国語に関しても、普段のテストよりも長い文章が出題されるので、最後まで解き終わらないこともしばしばあります。
一方で、
「普段のテストとは違う雰囲気で、受験のような雰囲気を体験できたのが良かったみたい。」
「意外と楽しかったみたいです。」
という感想も多く伺いました。
全国統一小学生テストは四谷大塚が主催、中学生テストは東進が主催しており、受験勉強をしているお子様も多く受験するテストです。基礎の問題が80%程度となる学校のテストとは違い、基礎と応用の割合が50%ずつとなります。したがって、受験対策をしているお子様とそうでないお子様では受験の目的が異なります。
受験対策を行なっているお子様にとっては、日々の学習の重要な効果測定となります。基礎を落とさず解けているか、応用問題にどれくらい対応できているのかを確認し、今後の学習に活かすことができます。また、細かい志望校の判定材料としては、『合不合判定テスト』を別途弊校で受験することができます。受験が迫っているお子様、志望校を決める判断材料がほしいというお子様はぜひお問い合わせください。
合不合格テスト参考リンク(https://www.yotsuyaotsuka.com/exam/exam.php?exam_name=gouhugou)
一方で、受験対策をしていないお子様にとっては、学年相応の基礎がしっかり身についているかどうか、苦手な分野と得意な分野は何なのかを把握することができます。偏差値45程度を取ることができれば学年相応の内容は概ね理解できていると言うことができます。
面談の様子
面談では、お子様のテスト結果の分析をお伝えするとともに、今後の学習方針のご提案や日頃の学習で気になる点についてご相談を承っています。
面談では、以下のような内容でお話しいただきました。
「苦手な部分がわかってよかったです。この夏重点的に復習します。」
「基礎基本は定着しているようなので、家庭学習で応用問題を取り入れていこうと思います。」
「前回の試験後に始めた学習の成果が出ました。」
「計算をたくさんする習い事に通ってるけど、計算問題をいくつも間違えてる。もしかしたら計算のルールの理解が曖昧だからできていないのかも。」
繰り返し受験いただいているお子様は半年ごとの学習の取り組みを振り返ることができるので特に有意義に活用して頂けていると感じます。
また、国語の学習に課題を感じている保護者の方が多くいらっしゃったのが印象的です。そんな悩みをお持ち保護者様の思いに応え、『本当の国語力をつける夏期国語特別講座』と題して、国語力育成講座を8月に行います。詳しくは↓こちらのブログをご覧ください。
7月25日をもってお申し込み締め切りました!昼の部満員御礼。ありがとうございます!
他にも、「国語の力の基礎となる「語彙力(ことばの力)」と「読書速度(正確に読む速さ)」に焦点を当てた「読書指数診断テスト」を開催しています。合わせてご覧ください。
次回11月に向けて
受験対策をしているお子様は、各教科の学習の効果測定だけでなく、戦略的に問題を解く練習もしてもらえればと思います。取れる問題を確実に取るために、問題を取捨選択する技術は本番で養われる力でもあります。
力試しで受けるお子様は、小学生の場合算数は特に大問2までを確実に解けるようにすること。国語は文章が長いので前半を早めに進めていくことなどに気をつけること。中学生の場合は各教科基礎問題を落とさないよう、時間配分に気をつけながら取り組むことに注意して、自分の学習の成果を試してもらえればと思います。
次回中学生は10月29日(日)小学生は11月5日(日)に実施します。
たくさんのお申し込みお待ちしています!